整形外科でもチタンを用いた再生手術があります。
歯科におけるインプラントとは人工歯根のこと。
失われた歯を補うための、治療手段の1つです。
現代のインプラントは、1960年台に始まりました。
基本的には純チタンが原料です。
チタンの表面に、各インプラントメーカーが独自の粗造な面をつけます。
粗造な面は、骨がインプラント表面に出来る足場となります。
骨にインプラントを埋入すると、6週から半年で骨になじみむため、かぶせ物を入れることができます。
6週から半年と期間が様々ですが、インプラントメーカーによって、骨のなじみ具合が異なります。
また、元々の骨の状態によって変わってきます。
骨の幅、高さ、骨質などにより治療期間は違うのです。
ストローマン社のインプラントの広告です。
芸術的に精巧に作られているということでしょうか。
1本1本のスレッド間隔や角度など、骨の反応を考慮しています。
木ねじとは異なり、いかに生体になじむかどうか。
また、長期的安定性を考慮して作製されています。
日本のインプラントメーカーでは、ここまで熟慮されたものは出来ないと思います。