肩こり、頭痛、耳鳴りなど様々な体調不良(不定愁訴)を訴えて来院されます。
患者様はかみ合わせを治せば不定愁訴が改善すると来院します。
かみ合わせと不定愁訴は関連しているのでしょうか?
答えは、「関連している場合もある。」です。
全て関連しているのではありません。
われわれは、かみ合わせとの関連があると思われる場合のみ治療します。
ここでも術前の診査が大事になってくるのです。
特別なことをしているわけではありません。
問診、心療内科的検査、口腔内診査、顎関節診査、模型診査、レントゲン診査
以上です。
かみ合わせ異常が認められ、咬合治療に入る前にスプリント(マウスピース)を夜間のみ装着してもらい、
効果を確認します。
不定愁訴が著しく改善した場合のみ、咬合治療をお勧めしています。
歯を一度削ると元には戻りません。
慎重に判断していきます。