静岡県天竜川にて観光船が転覆し、2名死亡、行方不明3名という事故がおきました。
ニュースで見る川は恐ろしいものに映るかもしれません。
しかし、川に限らず自然の中で遊ぶのには必ずルールがあります。
ルールを守って遊べば安全です。自然のありがたさを肌で感じることが出来ます。
ルールは昔はガキ大将が下級生に教えてくれたものでしょう。
今は教えるどころか大人さえルールを知らない状態です。
私はカヌー、カヤックを趣味としています。そのうち、川下りツーリングは最も楽しいものだと思っています。
事故を未然に防ぐためにライフジャケットなしの川下りは考えられません。
川の水はとても冷たく、着衣で自由が利かない状態で泳ぐことは非常に困難です。
ライフジャケットを付けることで、健康な成人がようやく岸にたどり着くことができます。
お役所は、川は危ないから泳がない、遊ばないとしきりに言います。
危ないから遊ばないのではなく、自然と触れ合う機会を作る必要があると思います。
そしてルールを子供たちに教えてあげる必要があります。
公共工事を一生懸命行ってきた結果、川は直線化し、日本の河川はみごとにコンクリートで覆いつくされてきました。
自民党が一生懸命行ってきた地域活性化の結果です。
狭い国土の中で、これ以上の自然破壊は耐えられません。