アーカイブ: 11月 2011

根管治療を一新!

尾澤歯科医院 院長の野村です。

根管治療のシステムを一新しました。

治療は肉眼では不可能なため、拡大鏡にて行います。これは従来通りです。

変更は、根管拡大にNi-Tiファイルを使用することと、

根管充填にContinuous Wave Techniqueを用いることです。

Ni-Tiファイルを使用することで、湾曲した根管も確実に治療が可能になります。

Continuous Wave Techniqueは根管充填の際、圧力をかけながら行うテクニックです。

根尖を確実に封鎖することにより、感染を防ぐことができます。

北米の歯内療法専門医はこの方法で治療しています。

正しい診断のもと、最先端の機材を用いて確実に治療を行うこと。

理想を追い求めます。

 

 

投稿日: by nomura

CID-Club10周年記念講演会

インプラントのスタディーグループであるCID-Clubが創設10周年を迎えました。

末席ながら、モデレーターとして参加します。

12月3日(土曜日)は私の診療は休ませていただきます。

 

投稿日: by nomura

予防歯科

尾澤歯科医院 院長の野村です。

歯周炎や虫歯を予防するのに、治療が終了した後も来院していただく必要があります。

生活習慣によるものが多いため、治療後に手入れを怠ると再発したり、新たな病変をおこします。

定期的な来院は不可欠と考えています。

しかし、われわれ歯科医師が来てくださいと押しつけても素直に受け取る方は少ないです。

私たちの仕事は病気の方を診るのが仕事ですが、病気にならないように予防することも大事だと考えています。

昨日、予防歯科について、高松市の新谷先生の講演を聴く機会がありました。

私も取り組みたいと考えていた、予防のための医院のシステムづくりについての講演でした。

早急にとりかかろうと思っています。

 

投稿日: by nomura

金属アレルギー

ある金属に対してアレルギーがある場合。

金属を特定することが重要です。

歯科ではつめものや被せもの、また、入れ歯に金属を使用することが多いです。

知らないうちに金属アレルギーとなっている可能性があります。

皮膚や口腔粘膜に発赤などの症状が出ている場合は検査をお勧めしています。

皮膚科や内科で行ってもらいます。

歯科用の金属を調べるため、当院では歯科大学付属病院を紹介しています。

アレルゲンとなる金属が特定できたら、慎重にその金属を取り除く必要があります。

また、その金属以外の材料にて治療しなくてはなりません。

「ジルコニア」は白い材料の中では強度が高く、セラミックスよりも安価なため注目されています。

当院では「ジルコニア」の「かぶせも」のや「つめもの」を取り扱っております。

 

 

 

 

投稿日: by nomura

インプラント VS 根管治療

「出来るだけ永く歯を残したい」

患者さんの願いであり、私の願いでもあります。

歯が無くなったらインプラントにすれば大丈夫なのでしょうか?

インプラントは私の専門分野ですし、良い方法だと思います。

しかし私は、インプラントにする前に、歯を残す方法をまず考えます。

根管治療を「適切」に行うことで、歯の寿命を延ばすことが可能だと思っています。

根管の内部は複雑に分岐していることが多いため、決して簡単な治療ではありません。

しかし、近年の根管治療では器械的な進歩が大きく、その恩恵で技術的な進歩にも反映されています。

尾澤歯科医院においても最新の治療機材を用い、科学的な見地のもとに治療を行っております。

保険適応外の材料も多いため、自費治療になる場合があります。

相談のうえ、最善の治療を選択していただくことが可能です。

 

 

投稿日: by nomura