ウォーキング ブリーチ テクニック

葛飾区 金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

ウォーキングブリーチ (Walking Bleach) とは、

歩いているうちに歯を漂白するという字のごとく、薬を歯の中につめた状態で生活をしていただき、漂白をする方法です。

適応は、失活歯(根管治療をおこなった歯)の前歯。むし歯による欠損が少ない歯になります。

根管治療後の歯の中に、30%過酸化水素溶液と過ホウ酸ナトリウムを混和したものをつめてふたをします。

1週間で効果を確認し、薬につめかえをおこないます。

2~3回の来院で隣の歯との調和がとれます。

外傷にて根管治療をおこなった症例です。

右の前歯が茶色に変色しています。

ウオーキング ブリーチ 1週間後の写真です。大分白くなってきましたが、隣の歯との調和が得られていないため、薬剤をつめかえました。

ウオーキングブリーチ2週後の写真です。

隣の歯との調和が得られたため、ブリーチ終了となりました。

かぶせ物をすることなく、治療を終えることができました。

ブリーチは後戻りと言って、少し色の変化がでてくるため、気になるようでしたら再ブリーチが必要になります。

前歯の変色にお困りな方は多いかと思います。

適応となる場合、ウオーキングブリーチ以外の方法でないと出来ない場合があります。

ご気軽に相談してください。

 

 

 

投稿日: by nomura

カテゴリ:ホワイトニング