アーカイブ: 10月 2012

ITIセミナーに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月28日、品川にて午前中はITIメンバーミーティングに参加し、午後はインプラントのセミナーに参加してきました。

ITIは世界的なインプラントの学術団体で、学術的な根拠に基づいた議論をする団体です。

インプラントの業界は、メーカー主導にて講習会が行われることが多く、

一見正しいようで、少し偏った視点での講習が多く見られます。

やはり、EBM(エビデンスベースド メディシン)ですと、聴いている側はとても安心感があります。

本日は上顎洞挙上術についての講習会。

さらなる高みを目指して頑張ります。

 

投稿日: by nomura

歯科治療と心疾患

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

日常の診療にて気付いた事をブログに記載するようにしています。

今回の心疾患の話題も、日常臨床でよく経験することです。

心臓の弁に異常がある方は歯科治療をする前に注意が必要です。

もし心臓に細菌が感染し、感染性心内膜炎を引き起こした場合は、至死的な状態になることを留意しておかなくてはいけません。

感染性心内膜炎は、歯科疾患や歯科治療が原因とされています。

感染性心内膜炎で同定された細菌700種以上のうち約400種が歯周病関連細菌との報告があります。

つまり、口腔内にいる細菌が、口腔内の傷口より血流を伝って心臓に達するということです。

従って、抜歯や歯周病の治療をおこなう際は、予防が必要と言われています。

感染性心内膜炎は、心臓の弁膜や心内膜に異常のある場合に発症する危険性があります。

予防には抗生剤(アモキシシリン)の術前投与が一般的です。

歯科治療の1時間前に2g内服してもらい、治療を行います。

患者さんから、「私は危険だから・・・」などと申し出る方はいません。

十分な問診の後に、疾患に対する危険性を認知し判断するのは歯科医師です。

信頼のおける歯科医師、医師と連携をとること。

そして、真のかかりつけ医を持つことが重要です。

 

 

 

投稿日: by nomura

日本口腔インプラント学会 認定講習会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月14日、公益社団法人 日本歯科先端技術研究所が主催した、

日本口腔インプラント学会認定講習会があり、講義の1部を担当しました。

「CGFののデモと静脈確保の臨床」の演題にて講義をしました。

受講生は熱心な先生が多く、活発な議論が行なえたと思います。

この講習会は、専門医試験の登竜門になるため、ビギナーの先生は少ないのかもしれません。

講師陣も充実していますので、これから専門医を目指す先生にはお勧めしたいと思います。

 

 

投稿日: by nomura

CIDセミナーに参加

東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月7日、8日はインプラントのスタディーグループ、CID Clubセミナーに参加しました。

インプラント治療においては、診査診断、外科、全身管理、補綴、理工学的な事など様々な要件を学ぶ必要があります。

CID Clubは、基本的な要件を必ず踏まえた上で、最新の治療に取り組んで行く姿勢があり、参加する度に多くを得ることが出来ます。

基本に忠実であることで、安全な医療をおこなうことが可能となります。

インプラントは危険な治療方法ではありません。安心してインプラント治療を受けていただくために日々向上心を持って取り組みます。

 

投稿日: by nomura