東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
2003年3月31日 東京歯科大学において、藤本研修会のOB会講演会があり参加しました。
「All Ceramic Restorationのサイエンスと臨床」の演題にて、
ワシントン大学補綴大学院卒業の石部元朗先生
インディアナ大学補綴大学院卒業の岡村光信先生
の2名の先生の講演でした。
CAD/CAM技術の進歩により、工業界においては技術革新がおきています。
歯科においても同様で、メタルを極力使用せずにオールセラミックス修復をCAD/CAMにて機械製作をすることが主流になってきました。
以前は、歯科技工士がメタルを鋳造し、かぶせ物を作製していましたが、電子的にスキャニングし、パソコン上にて設計、機械で削りだしを行うようになりました。
当院においても、保険外治療の大半はCAD/CAMを使用しています。
適合性、審美性、機械的強度、コスト等、様々な要因がありますが、現在十分に満足の得られる技工物が得られるようになりました。
これからまだまだ伸びる分野かと思われます。