葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です
平成25年8月10日の日経新聞にて「唾液のちから」という記事がありましたので紹介します。
唾液には様々な作用があります。
① お口の中を潤す作用
② 消化作用
③ お口の中をきれいにする作用(自浄作用)
④ 歯を保護したり、むし歯を防ぐ作用
⑤ 抗菌作用
⑥ 歯の再石灰化作用
⑦ 粘膜を修復する作用
など、様々な作用があることがわかります。
ドライマウス(口腔乾燥症)になると、上記の機能すべてが失われてしまいます。
根面う蝕といって、歯の根元にむし歯が出来やすくなります。
人工唾液がありますが、すべての機能を補うのには程遠いのが現状です。
ガムを噛んで、唾液分泌を促したり、
唾液腺のマッサージ、
また、漢方薬で改善出来る場合もあります。
唾液はあるのがあたりまえでと考えがちですが、無くなるととても困るものなのです。