葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
学会シーズンのため、週末はほぼ学会に行くことが多いのですが、
先週は連休を利用して、久々に本栖湖へ行ってきました。
本栖湖は静かで水もきれいなことからお気に入りの場所です。
世界遺産になった富士山を眺めながら、リフレッシュ休暇をとってきました。
これからの活力源を充電したので、明日からパワーアップしていきます!
2013年9月26日葛飾区金町 尾澤歯科医院 院長の野村です。
平成25年9月8日(日曜日) 東京医科歯科大学口腔外科の主催するセミナーに参加。
「抗生剤の使用方法」 「口腔外傷について」の講義でした。
抗生剤の講義では、口腔内細菌だけからみると、第3世代セフェム系よりも、昔からあるペニシリン系の方が有効であることを再認識しました。
抗菌スペクトルの広い第3世代セフェムを、ほぼ自動的に処方していた事は、反省すべきかと思いました。
最近の臨床的な私見ですが、第3世代セフェムは、耐性菌が増えたことが原因なのか、効き目が少ない感じがあります。
しかし、現在の薬の方が、アレルギー等の副作用が少ないので、それもメリットと考えております。
抗生剤ではありませんが、アセトアミノフェンの1回投与量を増やすことが出来るようになったため、ロキソニンと同程度の鎮痛作用が得られるようになったとのこと。
「口腔外傷」の講義では、我々開業医が直接関わっている分野です。
まずは開業医に来るケースが多く、適切な処置が必要になってきます。
歯の脱臼に関しても、適切な初期治療が治療の成功を導きます。
脱臼歯の処理方法など、地域に認識してもらうことが重要であることを再認識しました。
自分ではわかりきっていると思う事でも、実際に受講するとかなり勉強になったセミナーとなりました。
2013年9月14日
葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です
平成25年9月7日(土) 定例の二階堂先生主催の歯周病勉強会に参加しました。
インプラント周囲炎についての文献抄読にて、インプラント周囲炎と歯周炎の組織的な違い。
また、歯周炎での検査方法、例えばポケットプロービングを行うべきかなどのディスカッションでした。
当院では、歯周炎と、インプラント周囲炎を区別することなく歯周検査を行います。
インプラントも歯と同様に検査をすることで、炎症の有無や進行状況を把握することが出来ます。
早期発見することで、簡単な治療で治癒することができるのは、インプラントでも同様です。
定期的な来院による歯周検査は、疾患を未然に防ぐため重要です。
インプラント、ご自身の歯の区別なく、これからも予防に努めたいと思います。
2013年9月12日
© OZAWA DENTAL CLINIC