葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です
平成25年11月7日(木) 東京医科歯科大学にて、ITI主催のスタディークラブが開催され参加しました。
ITIは国際的なインプラント学術団体です。
インプラントメーカーにとらわれることなく、学術的な見地よりインプラントを学べる組織です。
ゲストスピーヵーには大阪開業の中島康氏。
インプラント周囲炎に対する対処法について講演していただきました。
中島先生のお話は何度も伺っています。徹底したプラークコントロールを行っている事は何度聴いても勉強になります。
インプラント周囲組織に炎症が起きたらどう対処するのでしょう?
原因となっている細菌のコントロールが重要です。
ご自身の天然歯もインプラントも対処方法は同じということです。
しかし、インプラントの方が人工物であるために手入れが難しい場合があります。
我々歯科医師や歯科衛生士が医院内にて掃除をきれいにしても、当の患者さんが家で手入れが出来なければ効果はありません。
セルフコントロールが大事です。
少しでも長く機能させるために、尾澤歯科医院では衛生指導を重視しています。
歯ブラシだけではなかなかプラークを落としきれません。
デンタルフロスや歯間ブラシ。場合によりタフトブラシ(小型の歯ブラシ)を使用していただきます。
重要性を理解していただければ、面倒でもきれいに手入れをするものです。
1日1回は丁寧に磨くことをお勧めします。