セラミックスでのむし歯修復

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

尾澤歯科医院では様々なメーカーのセラミックス材料を使用してきました。

セラミックス材料の欠点として歯質に比べ硬すぎるという点がありました。

硬いということは頑丈である半面、衝撃に対しもろいという欠点でもあります。

審美性に優れているために審美修復には欠かせない材料でありますが、奥歯などの強度が求められる部位には不安があります。

2年前より導入したセラミックスの1種の二ケイ酸リチウム(商品名:e-max  Ivoclar Vivadent社)は臼歯部のセラミックス修復において、強度に優れているために破折の心配がなくなりました。また、接着材との相性も良いために信頼のおける材料と言えます。

この他にジルコニアという材料は強度においてはe-maxよりも高く信頼のおける材料です。透明感がないため、前歯ではセラミックスをジルコニアに焼成して作製します。

歯科材料の進歩は早いです。しかし、本当に信頼のおけるものかを判断することは容易ではありません。

尾澤歯科医院では、信頼のおける材料であれば自信を持ってお勧めいたします。

投稿日: by nomura

カテゴリ:むし歯