葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
平成26年1月22日(水)葛飾区歯科医師会において学術講演会がおこなわれました。
日本大学歯学部 摂食機能療法学講座教授 植田先生により、「診療所で実施する摂食機能療法のはじまり」という演題にて講演をしていただきました。
特別な器具を使用しない機能評価
1.オーラルディアドコキネシス
2.反復性唾液嚥下テスト
3.ブローイング
などを行い、間接的な訓練を取り入れることで口腔機能の向上を図ることが重要である。
脳卒中などにより、四肢障害とともに、口腔機能障害がおこります。
リハビリは四肢だけでなく、口腔機能のリハビリも大事です。
毎日ミキサー食を胃に流し込むよりも、ご自身の力で咀嚼し、嚥下をしたほうが良いのは明白でしょう。
特殊な器材をしようしなくても我々歯科医師にできることがあるということで、早速実践していこうと思いました。