葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
平成26年4月18日、二階堂先生主催の歯周病勉強会に参加しました。
今回の文献抄読は、インプラント表面性状がインプラント周囲炎に与える影響について文献抄読をしました。
現在のインプラント表面性状は、チタンを加工してざらついた面に仕上げるのが主流です。
1昔前(現在でも使用している歯科医院もあります)は機械研磨と言って、滑沢な表面性状のものがありました。これだと、インプラント周囲炎になった時に清掃がしやすいというメリットがあります。
しかし、現在はざらついた加工をしているため、バクテリアが付着しやすいと言われています。
当院で使用しているstrawmann社(スイス)製インプラントはSLAといい、酸エッチングをして細かいくぼみを作っています。
インプラント周囲炎になった時の対処は、他社製品と比較すると適切な治療によりリカバリーがしやすい製品です。
インプラント治療をした場合、だめになったらすぐ交換というわけにはいきません。
市場には様々なメーカーからインプラントが発売されています。
10年、20年と使用していただくために、最も信頼の出来る製品を使用していきます。