葛飾区金町の歯科医院 尾澤歯科医院院長の野村です。
平成28年10月2日(日)日本口腔インプラント学会認定コースにて講演をしました。
「CGF作製デモ、静脈確保の臨床」にて4時間ほど講演をしました。
尾澤歯科医院では、オペの侵襲を軽減させるために様々な試みをしてきました。
CGF(Concentrated growth factors) はその一環です。
簡単に言うと、採血した血液を遠心分離し、血漿成分を凝固させたフィブリンゲルを利用し、創傷の早期治癒に役立てるというものです。
例えば抜歯窩にCGFを入れることで、治癒を促進させることが期待できます。
インプラントの手術でも人工骨、自家骨に混ぜて使用しています。
術後の疼痛や腫脹を軽減することが可能なため、積極的に使用しています。
昨日はインプラント学会認定コースの受講生に講義をしました。
学会専門医を取得するために1年間のコースを受講するのですが、その1部分を担当しました。
若い先生方に少しでも役に立ったかと思います。