東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
2018年2月3日(土)二階堂雅彦先生主催の歯周病勉強会にてインプラントオーバーデンチャー(IOD)の講演をおこないました。
IODは万能とは思いませんが、上手く利用することで快適に食事をすることが可能になる治療方法です。インプラントオーバーデンチャー(IOD)はインプラントの上に義歯を作製したものです
下顎総義歯の患者です。4本のインプラントをしました。インプラントの上にアタッチメント(ロケーターアタッチメント)をつけて入れ歯を装着します。
下顎の総義歯を快適に使用するためには、動かない入れ歯が必要です。インプラントを利用したインプラントオーバーデンデンチャーは確実に動かない入れ歯にすることが可能です。
使用するインプラントは2本から4本です。
最小限のインプラントを用いることで治療費用を抑えることができます。
アタッチメントにはいくつかの種類があります。
バータイプ、ボールタイプ、マグネット、ロケーターなどが挙げられます。
バータイプのアタッチメントです。入れ歯側にバーを挟み込むような装置を付けて使用します。
これはマグネットタイプのアタッチメントです。磁石は入れ歯側に装着しますので、MRI検査時には入れ歯を外して撮影を行います。
それぞれ利点、欠点がありますので適したものを選択します。
総義歯が動いて咬めない。部分床義歯で残存歯に負担がかかりうまく使えない。など様々な問題を解決します。お困りの際は相談して下さい。