Author Archives: nomura

歯周病勉強会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年9月7日(土) 定例の二階堂先生主催の歯周病勉強会に参加しました。

インプラント周囲炎についての文献抄読にて、インプラント周囲炎と歯周炎の組織的な違い。

また、歯周炎での検査方法、例えばポケットプロービングを行うべきかなどのディスカッションでした。

当院では、歯周炎と、インプラント周囲炎を区別することなく歯周検査を行います。

インプラントも歯と同様に検査をすることで、炎症の有無や進行状況を把握することが出来ます。

早期発見することで、簡単な治療で治癒することができるのは、インプラントでも同様です。

定期的な来院による歯周検査は、疾患を未然に防ぐため重要です。

インプラント、ご自身の歯の区別なく、これからも予防に努めたいと思います。

 

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歯科治療と全身的偶発症

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

超高齢社会により、治療時の全身的偶発症を想定した歯科治療が求められます。

たとえば血圧の上昇。

高血圧症の診断をされていなくても、高齢に伴う動脈硬化により治療中のストレスにより、

術中の異常高血圧症をおこす頻度が高くなります。

循環器系の偶発症が多いため、当院では、高齢患者、循環器疾患を有する患者に対し、

血圧計、パルスオキシメーター、時に心電図を装着し、歯科治療をおこなっています。

モニターを装着すると、高血圧症の診断にて降圧剤を内服されている方でも、

コントロール良好な方もいれば、不良の方が多くいるのがわかります。

また、血圧計をつけてみて初めて高血圧症を発見することも少なくありません。

このような場合は治療を中断し、循環器内科に紹介をしますが、我々の行為が、生命予後の改善に少しでも寄与できたらと思っています。

当院にて、治療の度に血圧計を装着する場合があるのには理由があるので、ご容赦ください。

 

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インプラント治療 こんなときどうする?

東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

インプラント関連の本に執筆しました。

8月末に発売予定です!

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インプラント治療に関する、トラブルシューティングです。

私が担当したのは、得意分野である全身管理について。

血圧が高い場合どのように考え対処するか。

心不全に対する対処、等です。

インプラントに関する事故を防ぐために、

また、万が一、うまくいかなかった症例でも、

どのようにしたらリカバリーが出来るのかを考えた本です。

 

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唾液の作用について

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年8月10日の日経新聞にて「唾液のちから」という記事がありましたので紹介します。

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唾液には様々な作用があります。

① お口の中を潤す作用

② 消化作用

③ お口の中をきれいにする作用(自浄作用)

④ 歯を保護したり、むし歯を防ぐ作用

⑤ 抗菌作用

⑥ 歯の再石灰化作用

⑦ 粘膜を修復する作用

など、様々な作用があることがわかります。

ドライマウス(口腔乾燥症)になると、上記の機能すべてが失われてしまいます。

根面う蝕といって、歯の根元にむし歯が出来やすくなります。

人工唾液がありますが、すべての機能を補うのには程遠いのが現状です。

ガムを噛んで、唾液分泌を促したり、

唾液腺のマッサージ、

また、漢方薬で改善出来る場合もあります。

唾液はあるのがあたりまえでと考えがちですが、無くなるととても困るものなのです。

 

 

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ゼニス エビデンシャルレクチャー

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年7月28日(日) ゼニス出版主催のインプラント講演会に参加しました。IMG_2147

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HAインプラント(ハイドロキシアパタイトコーティングされたインプラント)の講演。

講師は菅原明喜氏。

アメリカのNISTにて研究を続けておられる研究者です。

HAの生体適合性の理論を基礎研究の視点から、臨床家向けにやさしくレクチャーしていただき、今までのHAに対する考えを少し変化させることができました。

尾澤歯科医院において、HAインプラントを15年以上前に使用していました。

現在は使用していません。

HAインプラントはその生体適合性の高さより、骨との結合率が高くなります。

しかし、HAインプラントがインプラント周囲炎に罹患すると、HAが治癒を阻害するため、治りにくいのが現状です。

しかし、純チタン製のインプラントは、表面性状がメーカーによって様々なため、インプラント周囲炎に罹患した場合に有利とは言えません。

私が主に使用するストローマン社の製品はインプラント周囲炎に罹患した場合、リカバリーがし易いインプラント表面性状を有していると思います。

他社の製品と比較すると、比較的に清掃がしやすいと感じています。

同一口腔内にてHAインプラントは治癒しないけれど、ストローマン社インプラントは治癒するという事をよく体験します。

残念ながら、当院ではHAインプラントの出番はなさそうです。

 

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インプラント周囲炎

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年7月20日、二階堂雅彦先生の主催する歯周病勉強会に参加しました。

最近のテーマは「インプラント周囲炎」

最新の文献を検討しました。

天然歯の歯周炎とインプラント周囲炎。

同じ口腔内で発生するものですが、わからないことが多くあります。

天然歯の歯周炎は、長年の研究によりおおよその原因菌は解明されています。

インプラント周囲炎はまだまだ研究されていないことが多く、原因菌さえも解明されていません。

昨日読んだ論文によると、共通する細菌はあるものの、インプラントには黄色ブドウ球菌がつきやすいというもの。

また、T.Forsythiaという細菌が優位に多く認められたとのこと。

インプラント周囲炎は天然歯の歯周炎とは違った細菌が関与している可能性が示唆されました。

クリニックの立場から申し上げると、

プラークコントロールが重要であり、細菌の塊が永く留まらない環境にすることが大事です。

現時点では、定期的にメンテナンスをしていくことに変わりはありません。

 

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CGF器材を導入しました

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

CGFを作製する器械を導入しました。

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CGFとはConcentrated Growth Factors の略です。

患者本人の血液から成長因子を多く含んだ部分を取り出し、手術に応用します。

例えば、抜歯後の穴(抜歯窩)にCGFゲルを挿入することで、治癒の促進を期待できます。

また、インプラント手術において、人工骨や、他家骨(牛由来の骨など)を使用することが多いのですが、CGFと混ぜることで骨への転化や、人工骨の操作性の向上、治癒の促進などが期待出来ます。

患者ご自身の血液のみ使用し、他に薬剤を必要としないことから、非常に安全な手法です。

尾澤歯科医院では以前より、PRP(血小板を取り出す手法)を使用していましたが、手法の煩雑さや薬剤の使用など問題点が多いため、最近では使用していませんでした。

CGFに切り替えて、より良いものを勧めていきたいと思います。

 

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CID Clubに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成25年7月14,15日の2日間、インプラントの勉強会であるCID Clubに参加してきました。

今回のゲストはクインテッセンス出版の佐々木社長、(株)モリタの森田社長をお招きし、

「これからの歯科界へのメッセージ」を講演していただきました。

中でも佐々木社長のプロフェッショナル論は私も日頃より思うところがあり、共感しました。

開業医にとって、専門医はあまり意味をなさず、様々な分野に精通することが、

これからの歯科医療にとって大事であるということ。

インプラント専門医だけではなく、歯周病であったり、根管治療の専門もしくは相当の知識を持ち、

それを患者に還元すること。

講演時間が短く、まだまだ聞きたいことがあり残念。

 

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マウスガード

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

スポーツ用のマウスガード

当院では、競技の種類により、また、そのポジションにより工夫をしています。

先日、テレビのサッカー番組「FOOT BRAIN」にてマウスピースの話が出ていました。

ゲストは、なでしこジャパンFWの大儀見選手。

ドイツ女子ブンデスリーガにて得点王の大儀見選手。

彼女の三種の神器の1つがマウスピースとのこと。

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うれしくて、思わず画面を写真で撮ってしまいました。

彼女の使用しているものは、写真で見るかぎり薄いので、外傷予防というよりは、パフォーマンス向上の目的で作られたものでしょう。

大儀見選手は歯並びが不整なため、特にしっかりと咬むポイントが多いマウスピースが必要で、大変効果的かと思います。

プロ野球では、ジャイアンツの村田選手が黄色やオレンジなどのカラフルなマウスピースをつけています。

やはり、パフォーマンス向上を目的としたものと思います。

トッププロではなくても、スポーツを最大限に楽しむためにマウスピース、マウスガードは大変有効なものです。

ご興味のある方はご相談ください。

 

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よい歯のつどい

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

昨日の6月29日(土)、テクノプラザかつしかにおいて、「よい歯の集い」がおこなわれました。

 

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葛飾区歯科医師会の手伝いとして参加しました。

葛飾区の幼稚園、小学校、中学校の歯科検診にて選ばれたむし歯のない園児、児童、生徒を表彰ました。

中学生までは、生活習慣づけが大事です。

大人になってからでは、なかなか身に付かないからです。

・食べたら歯みがきをすること。

・おやつは決められた時間にたべること。

・甘い食べ物はむし歯になる危険性を認知し、予防すること。

など、大人が主導してあげればむしばゼロのお子さんがもっと増えるはずです。

歯の重要性は失ってから分かったと言う方が多いけれど、

失う前に、大切なお子さんには生活の習慣づけをお願いします。

 

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