Author Archives: nomura

エントランスチェア

金町 尾澤歯科医院 院長の野村です。

アンケートにてご要望がありました、待合室のエントランスチェアです。

ご高齢の患者さんなど、足腰が不自由な方の為におきました。

我が家の玄関にも欲しいくらい、便利なものです。

ご利用ください。

また、トイレにペーパータオルをとのご要望により、設置しました。

慣習にてタオルを置いていましたが、確かにお店で無いと戸惑います。

アンケートにて改善点を挙げていただきましたが、今後も皆様の貴重なご意見を大事にしていきます。

最近は空気の乾燥状態が続いています。

インフルエンザが流行してきました。

感染を防ぐには、うがい、手洗いが一番。また日頃の体調管理に気をつけて下さい。

当院では待合室、トイレにアルコール消毒スプレーを置いてあります。

効果がありますので、感染予防に是非ご利用下さい。

 

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インプラントは悪者?

本日19:30より、NHKにてインプラントの特集があります。

内容はインプラントの術後トラブルについてのようです。

インプラントを安易にするべきではありませんが、

インプラントをしたことにより、患者さまのQOL(生活の質)が上がったとの声をたくさんいただいています。

ではなぜ、インプラント術後のトラブルが多いのでしょうか?

1つは、歯科医師の勉強不足が挙げられるでしょう。

インプラントは今でこそ大学教育でも取り上げられますが、数年前までは大学において、インプラント教育はありませんでした。

大学では科学的な根拠に乏しいとの理由により、治療を避けてきました。

日本においてはインプラントは、開業医が先導してきた経緯があるのです。

教育を受けていない先生方が安易にインプラントに取り組めば、結果は分かります。

また、外科教育をされていない。歯周病のトレーニング、補綴(かぶせものなど)のトレーニングを受けていない先生がおこなう治療ではないと思っています。

トレーニングされた歯科医師は安易にインプラントを勧めません。

メリット、デメリットを熟考の上、治療計画を立てるはずです。

大学病院よりも、日本口腔インプラント学会の専門医がいるクリニックで治療を受けることをお勧めします。

 

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あけましておめでとうございます

尾澤歯科医院 院長の野村です

皆様のご指導、ご鞭撻のおかげで新年を迎えることができました。

ありがとうございます。

新たな決意をもとに、がんばって参ります。

今年は予防に重点をおいて診療体制を見直します。

我々医療者がはりきってやっても長続きしません。

患者さん自らが主役となり、自主的に参加していただけるようサポートします。

したがって私たち医療者は脇役ですね。

まだ漠然とした構想ですが、前半期中には具体的に進めます。

皆様とともに健康づくりをしていきたいと思っています。

今年もお付き合いください。よろしくお願いします。

 

 

 

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インプラント周囲炎

尾澤歯科医院 院長の野村です。

インプラント周囲炎のお話をします。

インプラント周囲炎とは、インプラントの歯周病です。

インプラントの天然歯と同様、歯周炎をおこします。

「インプラントは人工物だから歯槽膿漏にはならないと思っていた」などという話を患者様より時々耳にします。

私は、インプラントは天然歯同様に考えていただくようにしています。

インプラント周囲炎は歯周炎と比べて治りにくいのが特徴です。

天然歯は、歯根膜に囲まれています。血管や靭帯の走行があり、治療をすれば治りやすい環境にあります。

インプラントは骨に囲まれていて、歯根膜のような組織はありません。また、血管の走行も天然歯にくらべて少なく、ばい菌に対する抵抗性に劣ります。

したがって、天然歯同様かそれ以上のケアが必要になると言えるかもしれません。

ではインプラント周囲炎になってしまったらどうやって治療するのでしょうか?

① まず第一にプラークコントロールです。

プラーク(細菌のかたまり)がインプラント周囲に付着していては炎症が治まりません。

②浅い歯周ポケット(4mmくらいまで)の場合、ポケットを洗浄します。

③深いポケットの場合や、炎症が治まらない場合は、歯周外科を行います。

麻酔下にて切開し、悪い部分を取り除きます。場合により、インプラント表面をブラスト(粉をふきかけて新しい面を出す)します。縫合して経過を見ます。

④外科にて治らない場合は、インプラントを抜去することをお勧めする場合があります。

インプラントの種類(メーカー)により、インプラントの表面性状は異なるため、治療内容が異なることがあります。

インプラント周囲炎にならないために。

正しい診査、診断のもと、インプラント手術を行うことが重要です。

患者様の手入れも大切ですが、医原性のものがあるのが現状です。

自費治療のため、価格差がありますが、安いものに飛びつくのは危険かもしれません。

銀座のレーシック手術の例もありますので、良くお考えの上、信頼出来る専門医に手術をしてもらいましょう。

 

 

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アンケート結果

尾澤歯科医院 院長の野村です。

8月中頃から2カ月にわたり、アンケートを実施しました。

5段階評価とし、各項目にて印をつけていただきました。

その結果をお知らせいたします。

電話対応について。41%「非常に満足」、54%「満足」5%「どちらとも言えない」。

みだしなみ98%「非常に満足」「満足」

言葉づかい99%「非常に満足」「満足」

診療業務99%「非常に満足」「満足」

説明について99%「非常に満足」「満足」

筆記にて、「医院のよいところ」、「改善すべきところ」をお願いしました。

アンケートは通常、改善点を探すためのものですが、読んでいると気が滅入ってしまうため、良いところも書いていただきました。

お褒めの言葉を多くいただきました。

診療内容の説明に関するお褒めの言葉を多くいただきました。

限られた時間での説明のため、言葉が足りないことが多いかと思います。

出来るだけ診療のご理解をしていただけるよう、これからも努力していきます。

「改善した方がよいところ」では、

設備において、待合室に時計を置いてほしい。靴のぬぎはき用に椅子がほしい。トイレは紙タオルにしてほしい。等がありました。順次改善していきます。

約束の時間より20分程度過ぎることがある。とのご意見をいただきました。時間厳守。気をつけていきたいと思います。

しかし、急な患者様など、予期せぬこともあるのが現状です。

そのような場合はご容赦ねがいます。

改善点に関しては記載されている数が少なく、皆様遠慮している感があります。

次回アンケート時には、ご遠慮なく、率直なご意見をお待ちします。

今回アンケートにご協力いただいた患者様、

貴重なご意見ありがとうございました。

ご指摘のあった点に関しては、順次改善していきます。

これからも、更に満足いただける歯科医院をめざしてがんばります。

 

 

 

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CID-Club 10周年記念講演会を終えて

12月3,4日の2日間のわたり、

ベルサール六本木においてインプラントの講演会が行われました。

私は最後のセッションで座長をさせていただきました。

演者はアメリカのルイビル大学教授、Dr.Dean Morton.

欧米の方の講演の座長をするのは初めての体験でした。

貴重な体験をさせていただきました。

CIDでは常に刺激をいただいて帰れるので、私にとって大切な会となっています。

 

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根管治療を一新!

尾澤歯科医院 院長の野村です。

根管治療のシステムを一新しました。

治療は肉眼では不可能なため、拡大鏡にて行います。これは従来通りです。

変更は、根管拡大にNi-Tiファイルを使用することと、

根管充填にContinuous Wave Techniqueを用いることです。

Ni-Tiファイルを使用することで、湾曲した根管も確実に治療が可能になります。

Continuous Wave Techniqueは根管充填の際、圧力をかけながら行うテクニックです。

根尖を確実に封鎖することにより、感染を防ぐことができます。

北米の歯内療法専門医はこの方法で治療しています。

正しい診断のもと、最先端の機材を用いて確実に治療を行うこと。

理想を追い求めます。

 

 

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CID-Club10周年記念講演会

インプラントのスタディーグループであるCID-Clubが創設10周年を迎えました。

末席ながら、モデレーターとして参加します。

12月3日(土曜日)は私の診療は休ませていただきます。

 

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予防歯科

尾澤歯科医院 院長の野村です。

歯周炎や虫歯を予防するのに、治療が終了した後も来院していただく必要があります。

生活習慣によるものが多いため、治療後に手入れを怠ると再発したり、新たな病変をおこします。

定期的な来院は不可欠と考えています。

しかし、われわれ歯科医師が来てくださいと押しつけても素直に受け取る方は少ないです。

私たちの仕事は病気の方を診るのが仕事ですが、病気にならないように予防することも大事だと考えています。

昨日、予防歯科について、高松市の新谷先生の講演を聴く機会がありました。

私も取り組みたいと考えていた、予防のための医院のシステムづくりについての講演でした。

早急にとりかかろうと思っています。

 

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金属アレルギー

ある金属に対してアレルギーがある場合。

金属を特定することが重要です。

歯科ではつめものや被せもの、また、入れ歯に金属を使用することが多いです。

知らないうちに金属アレルギーとなっている可能性があります。

皮膚や口腔粘膜に発赤などの症状が出ている場合は検査をお勧めしています。

皮膚科や内科で行ってもらいます。

歯科用の金属を調べるため、当院では歯科大学付属病院を紹介しています。

アレルゲンとなる金属が特定できたら、慎重にその金属を取り除く必要があります。

また、その金属以外の材料にて治療しなくてはなりません。

「ジルコニア」は白い材料の中では強度が高く、セラミックスよりも安価なため注目されています。

当院では「ジルコニア」の「かぶせも」のや「つめもの」を取り扱っております。

 

 

 

 

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