カテゴリ: マウスガード マウスピース

スポーツマウスガード

東京都葛飾区の歯科医院 尾澤歯科医院 院長の野村です。

当院にてスポーツマウスガードを取り扱っております。

先日、私のマウスガードを自作(カスタムメイド)してみました。

今までにボクシング、アメフト、ラクロス、ラグビー、サッカー等のスポーツ選手に作ってきました。

今回は自分用でサッカー用に作製しました。まだシニアにて現役プレーヤーです。

自作スポーツマウスガードを装着して分かった事がありました。

話にくいこと。

話にくさは認識していましたが、教科書的な知識にて予想でしかなく、実際に装着するとよく理解が出来ました。

団体競技だとコーチング等の指示出しが重要になります。

ポジションにもよりますが、技術と同等に重要になります。

歯と舌が接することで発音が出来ることから、可能な限りマウスガードの舌と接する部位を薄くなだらかな形態にすることが重要だと改めて体感しました。

何度か削合をし研磨をすることで、発音の問題は大分クリアしました。

マウスガードの着用は義務化している種目、1部着用を義務としている種目、規定がない種目など様々です。

サッカーには規定はありませんが、プロ選手も装着している選手が多くいます。

衝撃力の吸収や、重篤な障害のリスクを軽減させることができます。

当院において、サッカー選手でマウスガードなしで顎骨骨折をされた患者さんがいました。

「もう2度とあんな思いはしたくない」とマウスガードの作製を依頼されました。

怪我をしてから気付くのか。もしくは未然に装着して予防するのか。

やはり予防が良いと思います。

ご興味のある方は是非ご相談下さい。

 

投稿日: by nomura

歯ぎしり防止装置

東京都葛飾区金町の歯医者 尾澤歯科医院院長の野村です

平成26年6月14日(土) 日経新聞の記事

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作家の文章ですので、文章構成がとても良いため載せました。

歯ぎしりを自覚されているようでマウスピースにて歯ぎしりを緩和させていたようです。

プラスティックの素材ですので、割れることがあります。

割れたら作り直した方がいいでしょう。

個人差がありますが、体重位かそれ以上の力をかけてしまう方がいます。

もちろん寝ている間ですので無意識です。

普通の食事時にそんな力は必要ありません。

当然歯に負担をかけます。

歯の表面にある固いエナメル質が削れてしまい、象牙質が露出してきます。

場合により、歯が割れることもあります。

このような悪習癖を持つ方は、対症療法としてマウスピースを作成して咬合力を緩和させます。

肩こりや高血圧症が治る場合もありますので、全身に影響を及ぼすと言ってもいいでしょう。

自覚がなくても歯が削れていれば分かりますので、歯科医師による検診を受けましょう。

投稿日: by nomura

歯周病勉強会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年11月16日 歯周病勉強会に参加しました。

本日はインプラント周囲炎と咬合のテーマで文献抄読。

インプラントに過剰な咬合を与えるとどうなるか。

インプラント周囲の骨吸収を起こし、最終的には脱落します。

動物実験において咬合を100μm高くしたくらいでは骨吸収を起こしませんでしたが、

250μmでは明らかな骨吸収が生じ、さらにインプラント周囲にプラーク(細菌のかたまり)がある場合には咬合負荷と相乗効果が生じ、インプラント周囲の骨を吸収するようです。

プラークコントロールの重要性や定期的なメインテナンスによる咬合のチェックが重要であることを示唆していました。

場合によりナイトガード(夜間に装着するマウスピース)は必要でしょう。

睡眠時は日常の3~4倍の咬合力をかけてしまう方がいます。

そのような方がクッション機能のないインプラントで咬合すると、インプラントのかぶせ物が壊れたりインプラント周囲の骨吸収を起こしたりします。時にインプラント自体が折れることもあります。

このような方にはナイトガードは必須です。

 

 

 

 

 

 

 

投稿日: by nomura

第23回日本全身咬合学会学術大会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です

平成25年11月10日(日) 日本全身咬合学会学術大会が日大にて開催され、参加しました。

東京歯科大学スポーツ歯学の石上教授の講演がありました。

「スポーツパフォーマンスに咬合の関与はあるのか」の演題。

咬合の関与はあるのは以前より明らかですが、スポーツ選手からの実験データより、咬合との関与を示唆しました。

種目により力の入れ方に違いが出ます。

私の疑問は、咀嚼筋である咬筋に力を入れる事は理解できるのですが、

力を入れた際の咬合接触や咬合力の程度によりどのようにパフォーマンスに関わってくるのかが疑問です。

様々な議論があり、まだ解明されていないため早い解明を望んでいます。

ゴルフの尾崎直道選手がマウスピースを装着してツアーに参加し、失格となったのは記憶に新しいところです。

確かにマウスピースを用いると優位に力が出るのは明らかです。

マウスピースにて単に飛距離を伸ばすのを目的とせず、過剰な咬合力から歯を保護するのは医療行為になります。

歯科医療にてマウスピースを作製していれば失格にはなりません。

ゴルフ選手の方は、試合前にオフィシャルに申請してから試合に臨むことをお勧めします。

 

 

 

投稿日: by nomura

マウスガード

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

スポーツ用のマウスガード

当院では、競技の種類により、また、そのポジションにより工夫をしています。

先日、テレビのサッカー番組「FOOT BRAIN」にてマウスピースの話が出ていました。

ゲストは、なでしこジャパンFWの大儀見選手。

ドイツ女子ブンデスリーガにて得点王の大儀見選手。

彼女の三種の神器の1つがマウスピースとのこと。

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うれしくて、思わず画面を写真で撮ってしまいました。

彼女の使用しているものは、写真で見るかぎり薄いので、外傷予防というよりは、パフォーマンス向上の目的で作られたものでしょう。

大儀見選手は歯並びが不整なため、特にしっかりと咬むポイントが多いマウスピースが必要で、大変効果的かと思います。

プロ野球では、ジャイアンツの村田選手が黄色やオレンジなどのカラフルなマウスピースをつけています。

やはり、パフォーマンス向上を目的としたものと思います。

トッププロではなくても、スポーツを最大限に楽しむためにマウスピース、マウスガードは大変有効なものです。

ご興味のある方はご相談ください。

 

投稿日: by nomura

マウスピースで満塁弾!

7月6日。中日、6回1死満塁。バッター小池選手が逆転満塁ホームランを打ちました。

7月7日 日経新聞朝刊より。

笑顔には白い歯ではなく、「青いマウスピース」が目立っていました。

昨年の日本シリーズより使用しているとのこと。

小池選手がインタビューで言っていたように、うまく力が伝わる感じが出ます。

尾澤歯科医院でも作製していますが、当院では握力計にて診断します。

ほとんどの選手が握力のアップを認めます。

多くのアスリートに試していただき、効果を体感していただきたいと思っています。

ぜひご相談ください。

投稿日: by nomura

マウスガード 前歯くりぬきタイプ

マウスガードにて発音の問題があると以前に報告しました。

母音(アイオエオ)にはさほど影響はありません.

歯頚音(サシスセソ)などの発音がしにくくなります。

ある程度調整により改善できますが、「コーチング」の妨げになると競技に影響を及ぼしてしまいます。

そこで、前歯をくりぬいたタイプのスプリントを作製し、良好な結果が得られましたので紹介します。

通常のマウスガードから前歯部分をくりぬいたものです。

フルコンタクトの競技向きではありません。

あくまでも非コンタクト系の競技で、発音を重視するポジションなどにお勧めします。

フットサルの古川将士選手に作製しました。

早速練習で使用してもらいました。

以前に作った、通常タイプのものは発音しにくかったが、

今回のものは大丈夫とのこと。

試合で装着し、更なる活躍を期待しています!

投稿日: by nomura

フットサル用マウスガード

フットサル選手、サッカー選手にマウスガードを普及させたいと願っています。

第1に怪我予防。第2にパフォーマンスの向上を目的とします。

古川将士フットサルコーチ兼選手にマウスガードを作成しました。

前歯くりぬきタイプで作成してみました。

コーチングと言って、指示を声に出すことが多いそうです。

最初に、通常のタイプのマウスガードを作成しましたが、発音しにくいとのことでした。

しかし、つけない時よりも力は出るとのこと。

握力測定では、有意に装着後にアップしました。

今回は前歯をくりぬいたため、少しは発音しやすいと思います。

試合で使用してもらえるまで調整です。

前歯はくりぬいてあるため、見た感じは通常です。

投稿日: by nomura