東京都葛飾区の歯科医院 尾澤歯科医院 院長の野村です。
当院にてスポーツマウスガードを取り扱っております。
先日、私のマウスガードを自作(カスタムメイド)してみました。
今までにボクシング、アメフト、ラクロス、ラグビー、サッカー等のスポーツ選手に作ってきました。
今回は自分用でサッカー用に作製しました。まだシニアにて現役プレーヤーです。
自作スポーツマウスガードを装着して分かった事がありました。
話にくいこと。
話にくさは認識していましたが、教科書的な知識にて予想でしかなく、実際に装着するとよく理解が出来ました。
団体競技だとコーチング等の指示出しが重要になります。
ポジションにもよりますが、技術と同等に重要になります。
歯と舌が接することで発音が出来ることから、可能な限りマウスガードの舌と接する部位を薄くなだらかな形態にすることが重要だと改めて体感しました。
何度か削合をし研磨をすることで、発音の問題は大分クリアしました。
マウスガードの着用は義務化している種目、1部着用を義務としている種目、規定がない種目など様々です。
サッカーには規定はありませんが、プロ選手も装着している選手が多くいます。
衝撃力の吸収や、重篤な障害のリスクを軽減させることができます。
当院において、サッカー選手でマウスガードなしで顎骨骨折をされた患者さんがいました。
「もう2度とあんな思いはしたくない」とマウスガードの作製を依頼されました。
怪我をしてから気付くのか。もしくは未然に装着して予防するのか。
やはり予防が良いと思います。
ご興味のある方は是非ご相談下さい。
2020年7月8日