カテゴリ: 学会・研修会

ITIスタディークラブに参加

東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成25年3月28日 東京医科歯科大学において、インプラントのスタディーグループである

ITIスタディークラブに参加しました。

東京医科歯科大学インプラント科の塩田真先生のグループです。

今回のテーマは、松浦賢治氏の「ケルンIDS報告」、塩田真先生の「RDI : 径の小さいインプラントについて」

ケルンIDSとは世界最大のデンタルショーで、世界中より最新の歯科器材の展示が行われます。

最近の傾向は、光学印象機械とバーチャル咬合器。補綴物を作製するCAD/CAMシステムの精度の向上でしょうか。

金属鋳造からCAD/CAMにて作製することは、今では日常的に行われています。

今ではさらに、歯型をスキャナーで取り込んで、咬合器に装着せずに補綴物(かぶせもの)を制作できるようになってきました。精度的な問題はこれからの課題となります。

当院でもCAD/CAMにより制作しております。

金属を極力しようしないようにしています。

金属の抗原性(アレルギー等)、貴金属が希少となってきているなどが背景にあります。

現在の精度でも満足のできるものが出来ていますが、更なる向上を期待しているところです。

 

投稿日: by nomura

日本口腔インプラント学会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

2013年2月10日、11日、日本口腔インプラント学会関東甲信越支部学術大会が新宿の京王プラザホテルにて開催されました。

1年以上前より学会の準備を、日本歯科先端技術研究所にておこなってきました。ようやく実現し、成功裏に終了することができました。

ご協力いただいた先生方、歯科業者、歯科衛生士、コンベンションリンケージの方々には感謝いたします。ありがとうございました。皆様のご協力がなければ成り立ちませんでした。

支部会ですが、1100人以上の参加者で盛大におこなわれました。

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私の担当したシンポジウム「インプラント受療者の加齢を考える」では、

日本大学松戸歯学部インプラント科教授の加藤先生を座長にお招きし、日本歯科大学の菊谷教授、日本大学インプラント科長の萩原先生、日本大学非常勤講師の寺本先生をに講演をお願いしました。

我々は必ず歳をとります。インプラント治療を受けた方も歳をとっていきます。

介護を受けるようになると、急速に口腔内の衛生状態は悪化します。

患者本人の口腔ケアでは衛生状態は保てなくなります。

そこで、ご自身の歯とインプラントの歯を最後まで保存できるのか。

保存できない場合、リカバリーが可能なのか。

往診専門の先生で対応は可能なのか。

若いうちにインプラント治療を受ける際の治療計画に無理がないか。

などなど、様々な問題が絡んでくるのが分かります。

今回、摂食嚥下を専門にされている先生に講演をいただき、我々インプラント専門医とは違った視点から考えていることが分かりました。

最終的には我々インプラント治療者のモラルが問われる時代になってきていると感じました。

リカバリー可能な補綴設計が求められています。

常に患者側に立ち、最終的にインプラント治療をして良かったと思われるよう努力してまいります。

 

 

投稿日: by nomura

CID Club ミーティングに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

2013年1月26日、27日にインプラントスタディーグループであるCID Clubのミーティングに参加しました。

27日の昼からは、他のインプラント研修施設の(公)日本歯科先端技術研究所の東京支部理事会、講習会に参加。

講習会をはしごし、大忙しの週末となりました。

私は、日本口腔インプラント学会専門医ですが、

当院では、インプラント目的の治療はしておりません。

残せる歯を大事に治療をする。

疾患に罹患しないように予防を推奨します。

どうしても抜歯しなければならないときに、インプラントをお勧めします。

どうしてもの時の為に、研修を続けます。

 

投稿日: by nomura

インプラント学会認定講習会 修了式

尾澤歯科医院 院長の野村です

先週末は、(公)日本歯科先端技術研究所の講習会修了式に参加し、

翌日はフェロー試験の立会い、その後、インプラント学会の準備委員会と、怒涛の週末となりました。

インプラントを導入されて間もない先生方の発表を聞いていて、10数年前にインプラントを始めた時のことを思い出しました。

何事もそうであるように、最初に正しい方向へと進まなければ、誤った道を歩むことになります。

最初は誤った方向に進んでも、正しい方向へと修正することも可能でしょう。

しかし、年数を重ねるとそれも困難になります。

若い先生方には、是非正しい方向性をもって勉強してもらいたいと強く思った週末でした。

 

投稿日: by nomura

DHM会第150回記念大会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

今日は、午前中に有明にて(株)モリタ主催のセミナー、

午後はDHM会150回記念大会に行ってきました。

DHM会はデンタル ホリスティック メディスンの略で、尾澤歯科医院にて昭和62年から今日に至るまで続いている勉強会です。

本日は記念大会で、品川プリンスホテルにておこなわれました。

演者は、咬合、矯正で著名な中村昭二先生、O-リングで著名な藤井佳朗先生。

当会長の尾澤文貞先生でした。

O-リング治療は、患者の拇指、第1指にてOの形をつくり、その開き具合で診断をすすめる方法です。

私はできませんが、出来るようになれば、大変有益な方法です。

西洋医学ではわからないことが解決することがあるからです。

歯科の世界は奥が深く、まだまだ勉強することがありそうです。

 

 

投稿日: by nomura

第32回日本全身咬合学会に参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年11月24、25日 鶴見大学において日本全身咬合学会学術大会が行われ参加しました。

かみ合わせが全身に及ぼす影響は誰もが知るところです。

しかし、実際にその事をテーマにした学会は全身咬合学会のみです。

かみ合わせが良ければ健康でいられますので問題はありませんが、

問題となるのは、かみ合わせが悪いことで、体の不調をきたす場合があるということです。

このような患者は、大学病院をはじめ、開業医でも治療は難しいために避ける傾向があります。

しかし、実際に困っている患者が多く存在するため、その解決の糸口となるように学会が存在しています。

残念ながら歯科治療が原因により咬合の不調を訴え、さらには全身の不調となるケースが多いことです。

少しでもそのような患者をなくすためにまた、このような患者を治療するために日々努力してまいります。

 

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BLS講習

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

2012年11月18日 AHA認定BLSヘルスケアプロバイダーコースを受講してきました。

BLSとは、ベーシック ライフ サポートの略で、救急救命の講習会です。

心停止に対し、「質の高いCPR(心肺蘇生)」を行えるか。が最大のテーマになります。

私は歯科麻酔医として働いていました。時に学生に教えたりしていたために油断がありました。

CPRは出来ても、「質の高いCPR」は全く出来ていない事が良く分かり、反省して1から学んできました。

講師には、AHA(アメリカ心臓学会)の教本に書かれていないエビデンスの背景を多く講義していただきました。

我々の今まで受けてきた教育では、脳循環を確保するためにCPRを行うとのことでした。

しかし、脳に行く前の冠動脈への血流確保が重要であること。

拡張期が大事であり、圧迫よりも戻しが大事であること。

CPRの中断は1秒でもあってはならないこと。

チームによるCPRが重要であること。

など、10時から17時まで実技、講義、実地試験、筆記試験と大変な1日でした。

現場では考えている余裕はありません。

日頃のスタッフトレーニングの必要性を感じた1日でした。

 

 

 

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ITIセミナーに参加

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月28日、品川にて午前中はITIメンバーミーティングに参加し、午後はインプラントのセミナーに参加してきました。

ITIは世界的なインプラントの学術団体で、学術的な根拠に基づいた議論をする団体です。

インプラントの業界は、メーカー主導にて講習会が行われることが多く、

一見正しいようで、少し偏った視点での講習が多く見られます。

やはり、EBM(エビデンスベースド メディシン)ですと、聴いている側はとても安心感があります。

本日は上顎洞挙上術についての講習会。

さらなる高みを目指して頑張ります。

 

投稿日: by nomura

日本口腔インプラント学会 認定講習会

葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月14日、公益社団法人 日本歯科先端技術研究所が主催した、

日本口腔インプラント学会認定講習会があり、講義の1部を担当しました。

「CGFののデモと静脈確保の臨床」の演題にて講義をしました。

受講生は熱心な先生が多く、活発な議論が行なえたと思います。

この講習会は、専門医試験の登竜門になるため、ビギナーの先生は少ないのかもしれません。

講師陣も充実していますので、これから専門医を目指す先生にはお勧めしたいと思います。

 

 

投稿日: by nomura

CIDセミナーに参加

東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。

平成24年10月7日、8日はインプラントのスタディーグループ、CID Clubセミナーに参加しました。

インプラント治療においては、診査診断、外科、全身管理、補綴、理工学的な事など様々な要件を学ぶ必要があります。

CID Clubは、基本的な要件を必ず踏まえた上で、最新の治療に取り組んで行く姿勢があり、参加する度に多くを得ることが出来ます。

基本に忠実であることで、安全な医療をおこなうことが可能となります。

インプラントは危険な治療方法ではありません。安心してインプラント治療を受けていただくために日々向上心を持って取り組みます。

 

投稿日: by nomura