葛飾区金町 尾澤歯科医院理事長の野村です
待合室に福島県在住の写真家 野口勝宏氏の作品「花咲く未来へ」を展示しました。
懇意にさせていただいている福島県の先生からいただきました。
花による癒しの効果はフラワーセラピーと言われ、心身の疲れやストレスを癒し、健康的なバランスを整えます。
ご覧いただいて、リラックスしていただければと思います。
葛飾区金町 尾澤歯科医院理事長の野村です
待合室に福島県在住の写真家 野口勝宏氏の作品「花咲く未来へ」を展示しました。
懇意にさせていただいている福島県の先生からいただきました。
花による癒しの効果はフラワーセラピーと言われ、心身の疲れやストレスを癒し、健康的なバランスを整えます。
ご覧いただいて、リラックスしていただければと思います。
東京都葛飾区の歯科医院 尾澤歯科医院院長の野村です。
「オーラルフレイル」という言葉をご存知でしょうか?
口腔の機能が徐々に低下していく過程を「オーラルフレイル」といいます。
加齢やさまざまな病気にともない、口腔や咽頭の感覚や運動機能、筋力が低下します。
お口の中も例外ではありません。
口腔は栄養摂取の重要な入口です。
栄養摂取だけではなく楽しみでもあります。
おいしく食事をいただくことは、生きがいにもつながるのです。
「口腔機能低下症」という病名が2018年より健康保険に収載されました。
口腔内のさまざまな要因による機能低下の状態を示します。
口腔機能低下症を早期に発見してフレイルの予防が可能といわれています。
口腔機能低下症の検査は尾澤歯科医院にておこなっています。
検査項目は、
①唾液分泌
②咬合力
③舌口唇運動機能
④舌圧
以上が主な項目となります。
検査時間は約30分です。
健康保険が適応されますので、お気軽にお問合せ下さい。
2023年4月9日
2023年となりました。
昨年度はデジタル治療を進めた年でした。
CTデータと口腔内スキャニングによるデジタルデータのマッチングは必要不可欠な診療データとなりました。
インプラント治療や、保険外の補綴治療(被せ物)において、従来の印象材を使用しなくなりました。
また、入れ歯(義歯)においても器械(口腔内スキャナー)を使用、併用することで、適合状態がとても良くなりました。
最先端の治療は患者さんのために行っていますが、我々歯科医師のモチベーションを向上させるツールでもあります。
今まで不可能だった技術が可能になるのはとても嬉しく思います。
2023年も皆様の健康に寄与できるよう努力していきます。
2023年1月5日東京都葛飾区金町の歯科医院 尾澤歯科医院院長の野村です。
「口臭が気になる」という患者さんが多いです。
真性口臭症は呼気中に悪臭を認められる口臭症をいいます。
非真性口臭症は精神疾患より口臭恐怖症なる場合が挙げられます。
真性口臭症の原因は口腔内口臭と口腔外口臭とに分けられます。
口腔内口臭の原因は、揮発性硫化化合物が主です。細菌からなるプラークや、舌苔が発生源になります。
口腔外口臭は血液由来口臭(食物や薬、糖尿病、肝疾患、腎疾患など)と非血液由来口臭(扁桃や咽頭部の炎症、副鼻腔炎、気管支炎など)があります。
口腔内口臭では主にブラッシング指導にて改善します。
ブラッシングできれいに磨けていても口臭が認められる場合は、舌の清掃により改善する場合があります。ガーゼによる舌の清掃や、機械的に清掃するための舌ブラシ等もあります。
精神疾患が原因の場合は精神科や心療内科との連携が必要です。
口臭症は単純に歯の汚れだけが原因ではないということ。
専門家の診察が必要ですので、ご相談下さい。
東京都葛飾区金町 尾澤歯科医院 院長の野村です。
平成29年3月12日 学術大会を主催しました。
基調講演を理化学研究所 辻孝先生にお願いしました。
辻先生は歯の再生医療にて脚光を浴びた先生です。
ねずみの顎骨に歯を再生させることに成功しておりますが、実際の口腔内にて臨床試験はまだ行われていません。
歯の奥歯は大臼歯といいます。大臼歯には複数の歯根があり歯を支えています。
辻先生によると、再生医療にて再生した歯は、歯根が1本。単根しか出来ないようです。
細胞が分化する過程において、歯の大きさ、歯根の数を判断するタイミングがあるようで、実際に望んだ大きさではないことがあるとのことでした。
臨床試験を経てからの人での応用となるため、まだまだ先のようです。
それまでは、義歯、インプラントがまだまだ活躍することでしょう。
2017年4月2日
葛飾区金町の歯科医院 尾澤歯科医院院長の野村です。
平成28年10月2日(日)日本口腔インプラント学会認定コースにて講演をしました。
「CGF作製デモ、静脈確保の臨床」にて4時間ほど講演をしました。
尾澤歯科医院では、オペの侵襲を軽減させるために様々な試みをしてきました。
CGF(Concentrated growth factors) はその一環です。
簡単に言うと、採血した血液を遠心分離し、血漿成分を凝固させたフィブリンゲルを利用し、創傷の早期治癒に役立てるというものです。
例えば抜歯窩にCGFを入れることで、治癒を促進させることが期待できます。
インプラントの手術でも人工骨、自家骨に混ぜて使用しています。
術後の疼痛や腫脹を軽減することが可能なため、積極的に使用しています。
昨日はインプラント学会認定コースの受講生に講義をしました。
学会専門医を取得するために1年間のコースを受講するのですが、その1部分を担当しました。
若い先生方に少しでも役に立ったかと思います。
2016年10月3日
東京都葛飾区金町の歯医者
尾澤歯科医院 院長の野村です。
平成26年3月9(日)日本歯科先端技術研究所主催の学術大会がありました。
ニューヨーク大学よりカフマン先生、鈴木先生をお招きし、盛会となりました。
カフマン先生は補綴治療(かぶせ物)、鈴木先生はインプラント周囲炎に関するレクチャーをしていただきました。
インプラントのかぶせ物をするときのセメントの取り残しによる炎症についての話は興味深く聞きました。
インプラントと天然歯を比較すると、確かにインプラントの方がセメントが奥の方に入りやすい為、除去が困難な場合があります。
当院ではマイクロスコープを用いてセメントを除去するようにしています。裸眼やルーペで分からなかった余剰セメントを発見出来ます。
セメント量をコントロールする手法は大変参考になりました。
また、インプラント周囲炎になってしまうことがありますが、その対処法については情報が錯綜している状態です。論文での評価は生食を用いて綿球にデブライドメントをすることが一番なようです。
レーザーを用いたり、様々な手法がある中で、一番簡便な方法に落ち着いています。
当院では、インプラント表面をきれいにするために様々な手法を持ちています。しかし、オーソドックスな手法が良いと分かったため論文に基づいた治療をしていこうと思います。
2014年3月19日
葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です
関西方面からの患者さんで、自転車のサドルのカスタムメイドの仕事をしている方がいます。型どりをし、個人の形態に合わせたサドルを作っています。
先日、自転車展示会が都内であるとのことで新作を見せてもらいました。
何でもカスタムメイド出来る時代ですが、サドルとなると今まで聞いたことがありませんでした。
市販サドルが気にならない選手もいる中で、サドルで悩んでいる選手も多いとのこと。
カーボン製のためとても軽量でしなやかな仕上がりとなっています。
バリエーションも様々あるようで、要望に応じた形態、デザインが可能なようです。
自転車レーサー、トライアスリートの方、カスタムサドルはいかがでしょうか?
2014年1月30日
葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
平成26年1月26日(日)インプラントオーバーデンチャーの講習会を受講しました。
講師は東京医科歯科大学高齢者歯科学講座に在籍していた時に、医局でお世話になった亀田行雄先生。
インプラントオーバーデンチャーとはインプラントの上に義歯をかぶせて作ります。
インプラントに接続するアタッチメントの維持力により義歯を動かなくします。
尾澤歯科医院でも20年以上前より取り入れている方法ですが、新しいアタッチメントなど、勉強になりました。
下顎の総義歯は義歯の吸着を得ることが困難な場合があります。
入れ歯では食事がうまく出来ない場合に2本インプラントを入れて義歯を作製します。
インプラントに取り付けるアタッチメントの効果により、今まで動いて食事が出来なかった方もおいしく食事を召し上がることができるようになります。
インプラントを手術にて入れますので、全身疾患の程度により出来ない場合があります。
入れ歯でお困りな方はご相談下さい。
2014年1月27日
葛飾区金町 尾澤歯科医院院長の野村です。
出来るだけご自身の歯を多く残す事を最優先としています。
しかし、治療の限界がありますので、残すことで健康を害してしまう場合は抜歯することをお勧めしています。
それでも残してほしいという訴えがある場合。
これは治療とは言えません。
説明してもわかっていただけない場合はそのまま放置します。治療はしません。
我々には歯を残す基準があります。
・残すことで何らかのメリットがある場合。
・かぶせ物やつめものにより、きちんと咬むことができること。
・かぶせ物をした場合、壊れたりせず、永くもつ見込みがあること。
これらをすべて満たさない場合は抜歯をお勧めしています。
歯がむし歯でボロボロの場合、
むし歯を除去したら歯の根っこ(歯根)しか残らない場合があります。
マイクロスコープにより根管治療を精密におこなうことで、歯の根っこは残せたとします。
このような場合、残念ながら頑丈なかぶせ物は不可能です。
歯根に支柱を立ててからかぶせ物をしますが、
咬合力などの大きな力が加わると、歯根が破折してしまうことがよくあります。
歯の根元から歯質が最低2mmあると強度的には大丈夫と言われています。
歯根は残せても、抜歯したほうが良い場合もあるわけです。
残っている歯の本数や、その歯がどれくらいの負荷を受けるかによっても違ってきますので、
総合的な判断が必要になってきます。
2013年6月17日
© OZAWA DENTAL CLINIC