予防歯科とは

予防歯科とは悪くなってから治療をするのではなく、病気を未然に防ぐことです。

病気（むし歯、歯周炎等）になってから治療をしても、歯は元には戻りません。 人間の歯（永久歯）は1度きりしか萌えてこないからです。
むし歯の治療をしても削った場所は人工物で補いますが、持って生まれた大切な臓器（歯）は元通りにはならないのです。また、歯周炎になると、歯を覆っている歯槽骨が減少します。骨が減ると歯ぐきも下がってきます。治療をすれば引き締まった歯ぐきは回復しますが、減った骨、歯ぐきはもと通りにはなりません。

だからこそ、病気にならないようしっかり予防していくことが大切なのです。

病気（むし歯、歯周病）を未然に防ぐために

かかりつけの歯科医院を持ち、定期的な治療を受けることをお勧めします。
尾澤歯科医院では、歯科治療終了後に定期検診をお勧めしています。

定期検診（リコール）の期間

検診から検診までの期間は、患者様によって様々です。
元々の歯周病のタイプ、ご自身のブラッシング程度など、患者様のリスクに応じてリコール間隔を決定しています。通常は3～6カ月毎の検診をお勧めしています。

例：歯周病の場合
歯周病の治療後、歯周病菌が回復するのに約3か月を要するといわれています。
これを踏まえ、以下のような期間で検診を受けていただきます。

• 軽度の歯周炎、ブラッシング良好の患者様の場合は半年後
• 軽度の歯周炎、ブラッシング中等度以下の場合は4か月後
• 中等度歯周炎、ブラッシング良好の場合は4か月後
• 中等度歯周炎、ブラッシング中等度以下の場合は3か月後

患者様の状態によっては、月に1回来院していただく場合もございます。